SujiCalc / 第1章
01はじめに
SujiCalc がどんな電卓か、画面のどこに何があるか。
SujiCalc は、紙に書くように計算するノート型の電卓です。式を打つと、その行の右側にすぐ答えが出ます。「=」を押す必要はありません。
書いた式はそのまま残ります。あとから数字を書き換えれば、その数字を使っている行がすべて計算し直されます。見積もりや検討のように「前の答えを次に使う」計算を、消さずに全部残したまま進められます。
単価 = 1,200円1,200円個数 = 3535単価 × 個数42,000円+ 10%46,200円3行目の 単価 × 個数 は、1行目と2行目で名前を付けた値を呼び出しています。1行目の 1,200円 を 1,300円 に書き換えれば、3行目も4行目もその場で合い直ります。
画面の見かた
本文 — 式を書く場所です。左端に行番号が並びます。
答えの欄 — 本文の右側です。その行の計算結果が出ます。境目をつまむと幅を変えられます。
行番号 — タップすると鍵が付き、その行を編集できなくなります。もう一度タップで外れます。計算書の式を守りたいときに使います。
シートのタブ — 本文の上にあります。書類は何枚でも増やせます。
キーパッド — 画面の下です。数字と演算子のほかに、関数と単位をタップで入れられます。ツールバーのキーボードボタンで隠せます。
グラフ — plot や chart を書くと、その式のすぐ下に描かれます。
最初の一歩
1行目に 1200 と打つと、打っているそばから 1,200 と区切られます。続けて × 35 と打つと、右に 42,000 と出ます。キーボードで * を打っても、画面には × で出ます。
次の行に + 10% と打つと 46,200 になります。演算子で始めた行は、前の行の続きになります。
さらに次の行で / 3 と打てば 15,400。ここまでの3行は残ったままなので、1行目の 1,200 を 1,500 に変えれば、下の2行も一度に合い直ります。
はじめてのシート
初回起動時には、書き方の例が入ったシートが4枚用意されています。「はじめてのシート」「表・文字・グラフ」「くり返しと関数」、それに計算書の例です。消しても構いませんし、書き換えて自分用にしても構いません。
動く環境
- iPhone・iPad — iOS / iPadOS 17 以降
- Mac — macOS 14 (Sonoma) 以降
3つとも同じ書類を扱えます。iCloud で自動的に同期されるので、現場の iPhone に打ち込んだ数字を事務所の Mac でそのまま続けられます。